721人が本棚に入れています
本棚に追加
/147ページ
仕事終わって帰ってきてから
1時間が経った。
さっきまで一緒だったのに…
、、とか。
会いたいな…
、、とか。
寂しい…。
早く明日にならないかな…
、、なんて思っていたら
突然鳴った専用の着信音。
「 もしもし…? 」
.〝 ……太輔? 〟
「 なに?どうしたの? 」
やっと聞けた、愛しい人の声。
.〝 寂しいとか思ってんじゃ
ないかなと思って電話して
やってんの 〟
「 そっか…ありがとう… 」
.〝 明日も一緒なんだからさ
そんな声だしてんなよ… 〟
声だけじゃ足りないよ…
もっと宏光を感じたいよ…
.〝 俺も我慢してんだから
太輔も…我慢しろよ…? 〟
………え?
.〝 明日になれば会えるし
嫌ってほど鳴かせてやる 〟
「 鳴かせられるんだ;; 」
.〝 当たり前だ!! 〟
「 よくわかんないけど
寂しいの我慢して寝るよ 」
.〝 はい、おやすみ- 〟
── ツー ツー ツー …
あ…切れちゃった…
明日は鳴かされるんだね;;
声が耳から消えないうちに
寝たら夢に出てくるかな?笑
出てくることを祈りながら
寝るとします。
「 ……おやすみなさい!! 」
end .
_
最初のコメントを投稿しよう!