出逢い

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それから10分後 ようやく下ごしらえが出来た。 「後は、お客を待つだけ」 でも、待っている間は暇…なんか面白い事ないのかなぁ… そんな事を考えていると目の前に桜の花びらが舞っていた 「そうだ…さっきの桜を見に行こう!」 おばちゃんに邪魔されたからちゃんと見れてないんだよね… 私は急いで裏庭に行った そこには、さっきと同じ風景が広がっていた 「やっぱり綺麗だなぁ…」 思わず見とれていると、 少し離れた場所に人影があった。 桜を見に来ているのかなぁだってこんなに綺麗だもん その人影を見ていると 後ろから声がした 「すみませーん。誰もいないの~?」 「はーい!すぐいきまーす!!」 あぁ…もう! せっかく見ていたのに… お店に行くと、茶色の髪の男性がいた 「みたらし団子二つと、あとお茶ください。」 その男性は笑顔で言った。「総司、俺は茶だけでいい」 横から顔を出した黒髪っぽい紫っぽい髪の男性が言った。
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