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「何で?ここの団子屋美味しいよ?」
「…わかった…。食べてみよう」
男性はもう一人の男性の
隣に座った。
「わかりました。すぐお持ちしますね?」
そう言って立ち去ろうと
する私を男性が止めた。
「見かけない顔だね…。新人?」
「はい。一週間前に入った咲と言います。」
私は二人に頭を下げた。
「ふーん…咲かぁ…。」
笑いながら言った男性。
「僕は沖田総司。よろしくね?」
沖田さんは最高の笑顔で言った。
「沖田さんって新撰組の…」
「うん!」
怖いというイメージがあったけどいい人みたい…
「ほら、一君も挨拶しなよ」
沖田さんは隣の男性に言った。
「斎藤…一だ」
斎藤さんの顔は無表情そのものだった。
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