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「はぁー」
やっちまった。
ただでさえ、成績よくないのに...…
授業に出ないなんて...…
失敗したな。
「どうしたの?」
「いや、ちょっとな…...」
まぁ〓
仕方ないか。
俺は、ゆっくりとベットから下りる。
「帰る?」
「あぁ……帰る」
「はい。カバン」
絢乃から、俺の鞄を渡される。
えっ?
「なんで、絢乃が持ってんだ?」
「一緒に帰ろう」
俺の質問の返事は返ってこなかった。
一緒に……か。
まぁ、付き添ってくれてたみたいだし…...別に、いいか。
俺は、絢乃から鞄を受け取り背を向ける。
「帰るぞ」
「うん」
後ろから絢乃がついてくる。
昨日会ったばかりなのに...…
なんか、完全に相手のペースだな。
俺達は、2人で歩きながら学校を出た。
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