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「……え、えっと、……」
チラリと『ランル』と呼ばれた少女を見る。
その子は目に涙を溜めてユアを一心に見つめる。
その子猫のような瞳で訴えられると、嫌でも庇いたくなる。
(………まぁ…いいかな…)
「……え、えっとまぁ、そんな感じです……」
「………そっか、あんたも大変だな…!」
「ニャニャ!ラルの言ったとーりニャ!でもでもラルの1番のお姉ちゃんはアスねーなのニャ!」
と、ランルは高めな身長の女性に抱き付く。
小さなランルがくっ付くとますますその女性の身長が高く感じる。
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