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「あ、はじめまして、ユアです。旅をしています。」
ユアもすかさず自己紹介をする。
「旅か……このスウィート街でゆっくりして行くといいよ。」
ファルコが優しく微笑む。
ユアは「はい」と答える……
‐バタァン!!!
……つもりが勢い良く開いた扉にその声をかき消された。
「……はぁ、はぁ、……っはぁ…………街長!!ジェーラート川の水位が3センチも低くなっています!!!」
息を切らして飛び込んで来たのは、蒼い髪に翠色の瞳の青年だった。
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