白い狭間

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その人は軽く笑うと 「戸惑っているね、 無理もないさ、ここは〝次元の狭間〟なんだから。」 「…じ……『次元の狭間』??」 「そうだよ。 よかった、やっとしゃべってくれた。」 その人はニコッ と笑うとこう続けた。 「ここは異世界同士の間にある空間。 ここからいろんな異世界に行けるけど、ここに来れる者はいない。まぁ、君は例外だね。」
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