アタシとアイツと告白

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「そーね、アタシが君のことを好きになったころに告白してちょうだい。いつになるかはわからないけど。」 無難にお断り。 「わかった。俺のことを好きになってくれたら告白するから、その時は知らせて。」 この人ポジティブっすねー。 普通『断られた~』って落ち込まないかい? 「はいはい。・・・そろそろ次の授業が始まっちゃうから行くわ。」 そう言い残してアタシは歩き出した。 「明日からどんな顔していけばいいんだか・・・」 とりあえず、化粧をさぼり始めるのはもう少し後にすることにした。
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