僕と彼女と約束

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「10時頃に駅前で大丈夫?」 大学周辺はさ(以下略)なので、駅前しか賑わってない。 僕自身は友達とカラオケとかに行けば満足なので、特に不便もしていないが。 「誰も遊びにいくとは言ってな・・・」 彼女がなにか言おうとしていたが、チャイムが鳴り教授が眠くなる呪文を唱え始めたので、後ろの席に戻ることにする。 「それじゃ、楽しみにしてるから。」 彼女はまだ何か言いたそうにしていた。 時間の都合が悪ければ、授業後にでも言ってきてくれるだろう。 たとえ変更の連絡でも彼女から話しかけてくれるなんてうれしい限りだ。
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