2人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
「好きだ。僕と付き合ってほしい。」
授業が終わりほっとしたのも束の間、教室を出るときに呼び止められた。
「え~と。どういうこと?まるで告白みたいだけど。」
教室に残ってる数人の視線が痛い。
見られているわけではないのだが、まだ生徒の残っている教室でいきなりなんだろう?
だれにも聞こえてないことを祈るばかりだ。
「はい。告白です。付き合って貰えませんか?」
繰り返された。
・・・敬語が余計に恥ずかしい。
最初のコメントを投稿しよう!