抑えられない気持ち

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「…わかった」 俺は、貴久を抱えてベットに下ろした 今までの嫌な思い出…消したるから 「どこ、触られた?」 「……わっわかんないよ…いっぱい………んんっ//」 貴久の首筋に顔を埋めた こいつは俺のって印つけて、消毒して 服を脱がせた すると震えだす貴久の身体 この姿を見ただけで怖かったんやろうなって思った 「…大丈夫。無理矢理なんてせんよ。消毒するだけ」 ぎゅってして耳元で囁いた 右腕の袖を脱がそうと握ったとき…… 「……やだっ!!」 左腕で押された 「やっぱり怖いよな…」 不意に右腕に視線をズラしたとき長袖の袖がズレてたまたま見えてしまった リストカットの跡……  
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