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「ええか?俺は、そんなこと絶対思わんよ。でも、もう切ったらだめやで?痛いやろ?これ跡残るかもしれんで?……俺のせいで、ここまで追い詰めてごめん…でも約束してくれんか…もう切らんて」
「…亮ちゃん…約束するよっ…もうしない………ありがとう…大好き」
「俺も………愛してるで」
そう言うとまた涙を流した。泣き虫で寂しがりやでなんでも溜め込んで
こんなふうに傷付けてしまう
お前やから…余計に俺がおらんとって思う
愛しくて愛しく愛しすぎて……かけがえのない存在のお前やから…。
俺、めっちゃ不器用やし
また泣かせてしまうかもしれん
やけどその分抱きしめて甘えさせたる
わがままも聞いてやる
一生大事にするから
「俺から離れんな」
貴久は俺だけのもの
*
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