記念日

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「落ち着いたか?」 「…うん」 貴久の部屋でベットに二人、貴久を抱きしめる形で横になっていた 俺の胸に顔を埋めて手を背中に弱々しく回している そんな貴久を包むように、抱きしめる 「亮ちゃん…?」 「ん?」 胸に顔を埋めたまま呟いた。その声は、どこか不安そうな声だった 「僕、この前寝ぼけて亮ちゃんに会いに行ったときのこと…少し覚えてるよ」 「酔ってなかったん?」 「酔ってたっていうより、夢見てた感じだった。……ずっと傍にいてくれるって言ってくれたの、嬉しかった」 あの時は、雰囲気もあって…いつも貴久に甘々な俺がさらに甘くなってた感じやったし 普段あんま言わんことサラッと言えたわ ……今更やけど、なんかはずっ//  
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