0人が本棚に入れています
本棚に追加
一方、
此方は先程騒ぎの有った理科室・・・。
その部屋の内部では、ずっと誰かを待ち続ける先生と…不気味な植物達と翼竜が佇んでいた。
リドリー『むぅ、人の来る気配が全く感じないな。』
ボスパックン『そりゃ夕方だからだろ?。其にこの人質達を捕える際…この〔メドロイド〕やパックンで口封じしたしな。』
リドリー『そうだな、むしろ此方の方が占拠のし甲斐が有るしな。だが其にしちゃ思うが…、おめぇは誰かに憑依しなくて大丈夫なのか💧?』
そう言われたボスパックンは、気ダルそうに答えた。
ボスパックン『わりぃけど俺は無理みたいなんだよ。身体デカイし、何より丁度良い器(人間)いねぇみたいしな。』
リドリー『確かに😅』
だがそんな中、理科室とは近隣で別室の準備室では…何やら蠢く植物が有った。
しかし其は植物ではなく・・・とある〔幻のポケモン〕なのであった。
?『先生、今助けてあげましゅ❗』
小さな花畑は誠意を示そうとしていた。
一方理科室から少し離れていた奈都美達も、理科室で起きた事件の解決に踏み込もうとしていた。
奈都美「取り敢えず今は、あの理科室に居る奴等を何とかしないとね。」
一同「あぁ(ええ)」
奈都美視点
(あっ)そう言えば、理科室責任者である〔田辺(タナベ)先生〕は大丈夫なのかな?
まぁ美智本人には名前出せないんだけどさ。
其と、私はみんなが気にするであろう『ある物』に呆れていた。
増田「其では早速…と…美智?、その手に持っている物は何だ?」
美智「えっ?、何って〔辞書〕だけど。」
一同(二人以外)「辞書!?」
あぁ…また悪い癖が。
美智の悪い癖…其は何時も手持ちにしている〔辞書〕を「武器・盾代わり」に使ってしまう事なのだ。
なので幼馴染みの私と亜理砂からしたら、ボロボロの辞書が可哀想に見える癖である。
増田「美智、相手はそれで倒せる程の敵じゃないぞ?」
美智「分かってるって先生、此は操られてる田辺先生に使うんだよ。」
榑時「いやだからな美智」
昌宏「t、取り敢えず落ち着こうか?」
美智「?、俺此でも落ち着いてるんだが。」
奈都美「(はぁ)やっぱり心配するかと思った。」
亜理砂「確か美智が田辺先生に恨み有るのって理由有るんだよね?」
奈都美「aん…、そういえば有ったね。授業の実験で起きた事故で…」
そう、あれは美智にとって不運で絶望的な悪夢の瞬間…(言い過ぎだけどね)
最初のコメントを投稿しよう!