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政府・海保極秘会議
外務大臣:「~というわけでこれは非公式ですがビデオを公開すれば中国側はますます圧力を強める意志を伝えてきました」
総理:「そうなれば日本の経済は致命的なダメージを受ける、それに中国には日本の工場と日本人がたくさんいる、彼ら全員が人質というわけか」
防衛大臣:「日本には諜報機関は無いことになっているのでこれは極秘事項ですが諜報部員からの情報によると中国は秘密裏に対日本を想定した軍事演習を行っているそうです」
総理:「奴ら戦争まで辞さないつもりか」
外務大臣:「先日のノーベル賞といい世界の中国に対する風当たりは強くなっています、公開すれば強行手段にでる可能性も」
総理「かといって公開して他国を味方につけなければこのまま押し切られてみすみす領土を奪われてしまう、ロシアの動向もあるし…ええい」
幹事長:「国民の理解も得られませんな」
海保官:「私が!
…私が公開します」
海保長官:「君は…秘密裏にイラク戦争に出向し戦争を終結させた伝説の海上保安官」
防衛大臣:「この男が…ザ・ボスの異名を持つ…」
総理「伝説の英雄…」
海保官「昔の話です、それよりそのビデオ、私に公開させてください」
幹事長:「何をバカな」
海保官:「公式に公開すれば戦争、しなければ侵略、ならば非公式に流出させればいい
私が情報を漏洩させます」
海保長官:「しかしそれでは君が」
海保官:「国の…国のためです」
海保長官「……総理!」
総理:「…頼めるかな、ザ・ボス?」
海保官:「はい!!」
………
……
…
警察官:「機密漏洩の海保官の身柄を収容、これで俺の任務は終わった」
エヴァ:「あなたにだけは知っていてほしいの」
警察官:「君は?」
エヴァ:「…と言うわけで戦争を回避し、侵略から日本を守るには誰かが違法に情報を漏らすしかなかった、それに選ばれたのが彼、伝説の英雄
機密を漏洩し、あなたに捕まること…それが…彼の…任務
彼こそ…真のパトリオット」
警察官:(涙敬礼)
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