序章 ─絶望─

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あまりに神妙な面持ちで話し掛けてくるので、上手く言葉を並べられなくて曖昧な返事しか出来なかった。 「あ、…ああ」 「昔からの付き合いだから分かるんだけどさ、… やっぱお前、なんかやなもんついてるよ」 そんなこと言われたくない。 言われなくても分かってる。
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