<目覚め>

8/14
前へ
/98ページ
次へ
「クソッ…………。」 ラオは一旦シロガネから距離をとる。 そんなラオをみてシロガネは 「情けねーな…。過去を捨てきれてねーとは。自らそっちに行ったんだろ?」 まるで前からラオの事を知っている様な発言をした。 「……フンッ。お前には関係無い事だ、シロガネ。」 ラオもまたシロガネの事を知っている様な口ぶりだ。 「関係無いことあるか!!!俺はアンタの家族を…」 「ゴチャゴチャとウルセーよ!!」 ついにラオがキレた。 「今のオレと貴様は、敵同士!!オレは仕事で来てるんだ。さっさと終わらせたいんだよ…。」 ラオはダガーを持ち直し、攻撃をする体勢に入った。 シロガネも闘うため構えた。 しかし――――――――― .
/98ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加