3人が本棚に入れています
本棚に追加
「コゾウ、マサカ…【指笛】ヲ!!」
ラオの動作を見た瞬間、妖狐の顔に焦りが見えた。
「なんだ、知っているのか。貴様、詳しいな。なら、その効果も知ってるよな?」
「クソッ!!ナマイキナ!!」
妖狐は動揺を露にしたままラオに飛びかかる。
しかし、ラオは避けることなく指笛を高らかに吹き鳴らした。
ピィーーーーーッ!!
そして
一瞬の静けさが漂った。
.
最初のコメントを投稿しよう!