私の能力

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私の名前は土田 希美 どこにでもいる ごく普通の高校1年生だ。 特に目立つ事もないし 女の子が良く作る グループの中に入れている そんな感じだろう。 他と違う所といえば、 友達は形だけのものしか 作った事がなかった。 『親友』そんなもの 当然いるわけもない。 恋とか愛とか そういうものも 絶対信じた事がなかった。 人というものを 信じられない…。 なぜなら 人は言葉の裏に 偽りを隠すからだ。 私にはそういう 黒いオーラが見える。 人が発する言葉 すべてに色が見えてしまう。 ほとんどの人が 毎日毎日真っ黒の言葉を ニコニコしながら 吐き出しているのを見て 私は呆れてしまう。 人はこんなにたくさんの 嘘をついてるんだと思うと 心から友達だと言える人を 作るのは無理な事だった。
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