お昼までの君

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君達は毎朝毎朝 早く外に遊びに行きたくて 窓ガラスを カリカリカリカリ 引っかいてみたり 寝ている私に 飛び乗ってみたり 布団の中に潜り込んできたり 私はもっと寝たいのだけれど 仕方ないから窓を開ける するとみんな すごい勢いで遊びに行くよね だけど君だけは 私と一緒に二度寝するの 私の顔の真ん前で 少し息がしづらいけれど 可愛いから許してあげる そのまま仲良く寝坊して 君は急いで兄弟の所へ 私は仕事場へ 勢いよく走っていく
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