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ちょっと待てよ…
死にたがってるなら、僕は殺されたりとかするの…?
「安心しろ
契約は、クルスが寿命を全うする事で成り立つ
俺をこの世から消したいと思う奴がいれば、クルスは狙われるだろうけど
クルスは俺が守る
契約主を守るのが、契約した悪魔の義務だ」
そんなに不安そうにしていたんだろうか?
僕を安心させるかの様に、キバが微笑みながら言う
まぁ…
取り敢えずは、安心って事かな?
「ふざけるな!
契約だと!?
今すぐ破棄しろ!
お前は私にこき使われる宿命なのだ!」
イオラの声が響く
「私の物にならないと言うなら、お前が私の物になれ!」
イオラは僕を指差す
『キバがダメなら僕』って、意味分かんないんだけど!
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