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第7話
確かに、見覚えがある。
いや、でも……。
それは……。
「江野本先輩……ごめんね。
ごめんなさい……。」
俺の記憶にあるのは……。
潤んだ一途な瞳が、ゆっくり近づいて……閉じられた。
キス……を……。
う……上手い……。
あ……ぁ……。
だ…だめ……やばい……。
「ねえ~誰かいないのぉ~、パクってっちゃぅわよぅ~!レジ~ねぇ~ってば~ぁ!」
売場から呼ばれた野太い声で、我に返った……。
🏪知~らないっと
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