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「そうよ。この子はキャルって言って、すんごく珍しいイーデルなの。
あたしがちっちゃい時にお父さんが拾ってきて、それからずぅーーーっと一緒だったから、今はもう家族同然だねっ!
だけど、もううるさくってうるさくって!」
「ナンダトォ!? ウルサイトハ何ダ!! コノオテンバ娘! チビ! 泣キ虫!!!」
「このぉ~!! よくも言ったわね! この不細工トカゲ!! 人でなし!!!」
あ~だこ~だあ~だこ~だ……。
それから約10分間ほど2人(1人と1匹?)のやり取りは続いた。
隣の男が止めに入らなかったら、人類滅亡の日まで続いていたであろう。
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