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「まぁ何はともあれ、危ないところを助けてくれてありがとう。おかげで助かったよ。
ところで、君たちはどうしてここに? もしかして冒険しているとか?」
俺は卒なくお礼を言った。
少なくとも、この変わり者たちのおかげで命が助かったのは事実だったから。
俺の問いに答えたのはバンダナの男の方だった。
「そうさ。俺たちは世界に名だたるトレジャーハンターを目指し旅する冒険者ご一行様さ!
こっちのうるさい女とは幼なじみで、だいたい半年くらい前から一緒に旅してるんだ。それでもって………………」
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