－光魔の流動－ ～宿命編～

STAGE 1 ～シルビア・ノーディ・キャル登場～

バンダナの男の話をおおまかに説明するとこうだ。

彼の名はノーディで年齢は16歳。

代々トレジャーハンターの家系で、ようやくひとり立ちできる年頃になり、旅に出る決意をしたんだそうだ。

そこで一緒にパーティに加わることになったのは、

幼なじみのおてんば娘ことシルビア・マルスコットとトカゲのキャル。

シルビアはノーディよりも1歳年下で15歳。

2人と1匹はマルスシティという町の出身で、

そこでは魔法の研究が著しいらしい。

魔道学院というものがそこにはあって、シルビアはそこの生徒だったという。

でも、ある事件が起きてしまい、

シルビアとノーディは逃げるように町を出てきたんだそうだ。

なんだかんだで、キャルも一緒に付いてくることになった。

今現在２人は、ある村人からバニーコイルというモンスターの捕獲を依頼され、その途中だという。