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「おっはよ~!!!」
白熊亭の食堂に入るなり、とびっきり元気な挨拶が飛んできた。
さらさらの赤毛にブルーアイの持ち主。
シルビアその人だ。
俺が遅れたことに対して怒っていると思ったけど、
そうでもなさそうなのでひとまず安心。
「あぁ、おはよう」
抑揚のない声で俺も挨拶をして、
4人用テーブルに1人でぽつんと座っているシルビアの対面に腰をおろした。
もうすでに、俺たち3人分の料理がテーブルに並べられている。
メインディッシュは牛肉の角切りステーキ。
その隣にはほんの気持ち程度のポテトサラダ。
さらに、焼きたてのクロワッサンとミルクが添えられている。
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