16人が本棚に入れています
本棚に追加
/119ページ
ひゅうぅぅぅぅぅぅぅ……。
俺は、ノーディとシルビアの間に突風が通り過ぎるのを確かに見た。
気まずい空気という名の突風が。
ノーディはその一言で漬物石になった。
それからしばらくして、漬物石はようやく固く閉ざされていた口を開いた。
「仕方ねーだろ! もう金も残りわずかなこの現状を打破するにはアレをするしかないんだから!!
この前はあれだったけど、今回は大丈夫だから安心しろって!」
最初のコメントを投稿しよう!