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『個』(物や言葉も含む)が現実に在るとして、そこに意味をつけようとすると、それは錯覚の交わった『幻』なのかもしれない。そうすると人間の頭の中は幻だらけということになる。
『個』には必ず意味や名前なんかが付いているけど、それは単なる言葉でしかない。つまり言語によって勝手な分類作業を行っているのであって、『個』は『個』でしかない。言葉という、幻かもしれないモノが一般性として括りつけているだけ。
似たものはあっても、同じものというのは絶対に存在しない。『個』同士は同じものでもないし、決して分かり合うこともない。
思っていたものはただの幻想だったのかもしれない。ただの考え違いの勘違い。
脆いよね。
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