虚無

12/14
前へ
/38ページ
次へ
ボタッ ボタ…… 赤い朱い 液体がぼくのお腹から 流れ落ちて 部屋の床を彩っていく 「カ…ッ……ハ………!」 ――熱い 痛いなんかじゃない 熱い ただそれだけの感覚が ぼくを浸蝕していく…
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加