小さな瞳に映るのは…

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お母さん… ぼくを産んでくれてありがとう もうお母さんを見ることも 触れることも叶わないけど… ぼくは嬉しいです お母さんが名前を呼んでくれたから ぼくの為に涙を流してくれたから ぼくを抱きしめてくれたから 本当はお母さんが ぼくを見て…震えているのに 気付いてたんだ… 理由はわかんなかったけど… だからアザとか いっぱい増えても お母さんの仕業って言えなかった… 責められなかった 泣きたくなかった ぼくも悪い子だったから… だからお母さん… ごめんなさい
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