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奴が先頭にいた奴が私の足首をつかみひときわ目を大きくし勝ち誇ったような顔で言う。
これもいつものこと。
「わかったろ?だからお前なんて嫌われているんだよ。お前に価値なんてないんだ。」
はぁぁっ。
ベッドから跳ね起きる。 またか・・・
抜け出して。
逃げ出してから2年以上たつのに未だに見る。
毎回の夢のたびつかまれて言われることは様々だけど・・・。
捉まれるまではいつも同じ。
体を動かし携帯の時計を見る。
「3時か・・・。」
自分ひとりで寝たときは2時か3時。
誰かと一緒のときは4時か5時。
誰かと一緒のときは一緒の人間に話続け恐怖心を消す。
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