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「常識だけで良いのぉ~?」
「うん。でも一般常識の全般だから、通貨から共通語、国の成り立ちや制度、風習等…って考えたら、かなりの情報量だと思うよ?
あ、因みにその知識って今貰えたりしない?
常識的に見て、不便なものを改善出来る様な便利能力を考えたいから!」
いかに効率よく楽するかを考えるのが私なだよっ
「げ…現実的ですね…」
「それぐらい、お安いご用さぁ~♪」
パチンッ
神様が指パッチンをした途端、膨大な量の情報が頭に入って来た。
ちょっ…【ベルカナ】広っ
常識だけでこの量か…魔法とかのスペル的な知識は貰わないで正解だったかも…
頭パンクするわ。
「うぅ…頭痛が痛いけど、この情報は有り難い…
えっと…錬金術か想像を創造する魔法って貰える?」
「「~~~~~っ!!!!」」
「……どしたの?」
なんか、神様とガブリエルが口を押さえてぷるぷる震えてる。
…笑いを堪えてる?
「え、何?そんなに"頭痛が痛い"がツボったの?」
「「ブハッ!!!」」
笑い転げる神様とお腹を抱えてしゃがみ込んだガブリエル。
"頭痛が痛い"はもちろんネタ。
場を和まそうと言っただけなんだけど…
天界の方って笑いの沸点低いんだねぇ…
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