腐った少女の異世界奇行

お前はもう死んでいる

「ヒィ～ッ…苦し～…!!
えっと何だっけ？錬金術か想像を創造だっけ～？
全然おっけぇ♪他はぁ～？」

ガブリエルはまだ腹筋崩壊中。

「ん～…漫画やアニメの魔法とか、自分のオリジナル魔法が使えたら面白いなぁ～とは思うけど…」

でも、激しく厨二病だよね。

「それは創造魔法の部類だから大丈夫だよ～」

「そ、そうなの!?そんな凄い能力なのに、まだ貰えるの!?
えっと、じゃあポ〇モン図鑑の魔物Verみたいなのが欲しい！」

「それも創造魔法で作れるから、自分で作ってねぇ～♪」

な・ん・だ・っ・てぇっ

どんだけ便利なんだ、創造魔法!!

「じゃあ、もう無いよ～？」

貰い過ぎな気もするんだけど、良いのかな？

「もう宜しいのですか？欲の無い方ですね。」

あ、やっとガブリエルが復活した。

「欲が無いっつーか、既に貰い過ぎっつーか…他に何があるの？
これ以上必要ないくない？」

「え～～？そうだねぇ…例えば…」

「「地位と名誉と女とか。」」

お前等、聖人やめてしまえ。