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「このキモさは、皆知っておくべきだと思う。」
赤信号、皆で渡れば怖くない的なノリで、皆が知っていればキモさも和らぐハズ!!
四次元空間に収納しようとした時、ヤツがピクリと動いた。
「え!?全身くまなく斬ったの…に……?
うん?」
よく見れば、ヤツでは無くて……………
お腹?
何か丸呑みしてたのかな?
不思議に思いながら、ヤツを観察していたら、
ズベシャッ
という音共に出て来た。
「あーしんどかったー!やっと外に出れたわぁー」
しゃべる髑髏が。
「姉ちゃん達がこいつを殺ったん!?こいつ、この川一の荒くれ者やで!?たいしたもんやなぁ!まあ、そのお陰でわいも漸く腹から脱出出来てんねんけどな!おおきに!!」
何故に関西弁風?
ってか、
「よ…よくしゃべる髑髏だね……」
「カッカッカッ!これだけはどうしようもあらへんのや!かんにんなぁ?
というか姉ちゃん、わいを見て何も思わへんのか?
普通ならそこの嬢ちゃんみたく固まるか、叫び声を上げんのやけど。」
後ろを振り向くと、コハクが固まっていた。
何故!!??
仮にも死神の大アルカナを司ってるのに!?
髑髏を象った魔法も使ってるのに!!??
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