-小さな異変-

2/9
前へ
/70ページ
次へ
現代に存在する、特殊な異世界 ―『幻想郷』― 今日も穏やかな日和の中、とある山の中にある『博麗神社』の裏手の縁側に、 ひとりの少女が腰掛けている。 この博麗神社に暮らす、楽園の巫女"博麗 霊夢"は、日課となっている敷地内の掃除の休憩と称して、のんきにお茶を啜っていた。 「今日も平和ね~ 暇すぎるくらい平穏無事だわ」 そう独り言を呟きながら、左手でお茶を持ちつつ、右手で右下の縁側に置いた大福を掴んだ―― 「あら?」 はずだった・・・・。
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加