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「持ち前で張れる程度の弾幕なんかじゃ私に当てることも出来ないわよ?」
紫は持っている扇を拡げ、口元に重ねながら霊夢にそう言った。
「それはお互い様よ
端から《スペルカード》無しに勝負が着くなんて思ってないわよ」
霊夢は、多くの霊力を溜め込み、発動することで、通常とは比べ物にならない量の弾幕や、特殊な弾幕を張ることの出来るスペルカードを取り出した。
「そう来なくちゃおもしろくないわ♪」
紫はそう言って微笑み、扇をピシャリと閉じた。
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