第二章 一人暮らし
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龍兄と宮ちゃんに「お休み」と言われ、同じ言葉を返してから、私は部屋に入った。 玄関に入って直ぐのドアを開けると、ヤスから貰ったベッドが置いてある。 私はどうしても緩みが治まらない頬を抑え、ベッドにダイブした。 「……おやすみなさい」 まだ起きているであろうアパートの住人達へそう言い、眠りに就いた。
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