第 2 章

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~ ティーロナ城 の海岸にて ~ ザパァッ…… 「………良かった。間に合った!」 勢いよく海から顔を出してしばらくすると安堵のため息を吐いた 今日も海の近くを散歩している貴方に出会えた 黄金色の髪をした貴方に――― 彼は、私と同い年くらい 身なりからして貴族の類(タグイ)だと分かる 王子様だろうか?
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