運命のチーム分け

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俺達は取り敢えず部屋で休むことにした。 フロントで受付をし、渡されたルームキーを持って部屋へ向かう。 「海、ホントに大丈夫か?」 「あぁ、平気だよ」 部屋に着くと、取り敢えずベッドに寝転んだ。 「18時間、か…。何処に行くんだろうな」 「あぁ。つーか学校どうする?明日行けねーけど」 海が溜め息を吐きながら言う。 こんな時に学校のことなんて海は本当に真面目な奴だな。 「学校は休むしかねーだろ。それより、これから何があるかが問題だ」 「そう…だな。もし俺達みたいな能力持った奴等ばっかり集めてんなら何させられるかわかんないしな…」 「……もしかしたら戦わされるかもな」 「え!?」 俺が呟いた言葉に海は目を見開いて驚く。 「だってそれ以外に考えられるか?只のクイズ大会とかだと町中でも問題ねぇだろ」 「確かに…」 俺の言葉に驚きながらも納得した様子の海。 18時間ってことはあそこを出たのか12時だから、明日の6時に着くってことだ。 今の内に休んでおくのが得策だな。 「取り敢えず飯でも食いに行こうぜ」 俺が提案すると、海はコクリと頷いた。  
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