始まり

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トラックに引かれた俺は、宙を飛んでいた 時間はとてもゆっくりながれている しかし、体は動かない (…俺、死ぬのかな…) それでもいいか、と思った 中途半端な俺なんか死んでもだれもなんとも思わない (お前どうするんだよ!?このまま告白も、なにもしないのか?) また、中岡の言葉が頭の中にこだました (相沢…) 地面はどんどん近づいてくる (何もかも中途半端な俺だけど、これだけは中途半端にしたくねぇ!クソ、まだ死にたくねえよ!!!) 突然、目の前が真っ白になった
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