~合宿三日目~

14/18
1199人が本棚に入れています
本棚に追加
/183ページ
さて、時間はまた過ぎ午後の自習時間。 優子と二人で勉強中です。てへっ♪ そこの今キモいと言ったあなた! その考えは正しいっ。 ハイ。また戻りますが、自習中です。 そして一言言わせてください。 光「飽きた。」 優「早いわ。」 何を言う。始めてもう30分もたつじゃないか。 優「もう少しそのすぐに飽きる癖を何とかしなさい。」 光「どうにもなりません!」 優「そんな清々しい顔で言われても……。」 こればっかりは。 翔「……ねぇ。」 光「ぅおい!? 翔子か……。ビビらせんなよ……。 で、どうした?」 翔「……あ、うん。雄二しらない?」 光「雄二?そいえば見てないな…。」 翔「……そう………。」 光「見つけたら翔子が呼んでたって伝えとくよ。」 翔「……うん。ありがとう。 じゃあ。」 光「おう。またな。」 アイツもどこで油売ってんだ? ん?明久と秀吉とムッツリーニまでいないな。これは夜のことで仲間でも集めに行ったか? 光「集まってるなら、探す必要もないか……。」 優「?何か言った?」 光「いや、何も言ってないよ。 続きやろうぜ?」 優「あ、うん。そうね。」 明「あ!いた!」 あ、来た。 光「どうかしたか?明久。」 明「お願いがあるんだ!光!」 光「オレにそっちの趣味はないぞ?」 明「違うよ!あたかも僕がそっちの趣味があるみたいに言わないでよ!」 光「え………?」 明「え!?何その顔!?僕にそんな趣味があると思ってたの!?」 光「もちろんだ。」 明「言い切らないでよ!ていうか話を進ませてよ!」 光「ハイハイ……。 ま、用件はあれだろ?あれ。」 明「え?あれってなに? 僕が言いに来たのは、夜の―――ムグ!?」 光「どアホ。優子が目の前にいるのに堂々と言うんじゃねぇ……!」 明「…!(コクコク!)」 危うくオレが死ぬとこだったじゃないか。 .
/183ページ

最初のコメントを投稿しよう!