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雄｢だがなんでそこまで拒否するんだ？｣
不意にそんなことを聞かれた。
まぁ確かにオレも思春期真っ只中の男子だし、興味がないわけでもない。
だけど、
光｢何でだろーな？｣
雄｢は？｣
光｢気分が乗らねー。じゃダメか？｣
雄｢………。
はぁ………。お前らしいな。｣
光｢褒め言葉として受けとるわ。｣
雄｢勝手にしろ。じゃ、せいぜいイチャイチャしててくれ。｣
明｢あ、雄二。ちょっと用事が………。｣
雄｢無理だ明久。やめとけ。コイツちびのくせに強ぇから。｣
光｢なっ……！誰がちびだ誰が！
あー！もういーもんね！翔子に電話してやる！｣
雄｢お、おい！約束が違うじゃねぇか！｣
光｢知るか！一つ教えといてやる！次にオレをちびって言ったらフルボッコの刑だ！
このツンツン頭！｣
雄｢んだとぉ…？やんのかコラァ！｣
光｢おぉ上等だ！｣
明(まずいよ秀吉！なんかケンカしちゃってるよ！)
秀(むぅ…………。このときの兄上は簡単には抑まらんのじゃ。姉上がいれば……。)
ｶﾞﾗ
明(え？誰？)
優｢光ー？早く再開しよーよー。｣
明(やった！救世主だよ！)
秀(やったの！)
光｢待ってくれ優子！このアホを叩きのめしてからだ！｣
優｢……坂本くん。光に何したの？｣
雄｢それはコイツが――｣
優｢何したの？｣
雄｢だから――｣
優｢な・に・し・た・の？｣
雄｢………ごめんなさい。｣
優｢ふんっ！｣
ｶﾞｼ
ｽﾞﾙｽﾞﾙ
優子さん。引きずらないで………。
オレ何も悪くないよ……？
．
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