1.“援交”

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この体とセーラー服は何よりもお金になる。 私の持っているお金はすべて、体を売って、もらったお金。 宮川梓(ミヤカワアズサ) もうすぐ17歳、高2。 この世のすべてはお金でできていると思っている。 愛なんて一瞬の煌めき。 今まで付き合ってきた男は、半年もすると魔法から解けたように、浮気、出会い系など、金でなんとでもできるようなものにのめり込んでいった。 男は嫌い。 汚いし、そのことしか考えてない生き物。いくら偉そうなことばかり言っていても、頭の中はセックスのことでいっぱい……。 だから私は、真面目な顔をして、理想論を語っている男をみると、笑ってしまうのだ。 私はその男たちを利用して、金を奪っている。 セックスなんてバカみたい。 全然気持ちよくなんかならない。 男はバカみたいに腰振って、私の体の上に欲望をだして、喜んでいた。
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