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私は家にも学校にもあまり行かずに、夜になると、街へ出て、スーツを着た男に声をかけて、いいホテルで休み、いいものを食べて、お小遣いをもらい、別れた。
時々、もう一度会いたいと言ってくる男も居たけれど、私が黙ってやり過ごすと、男も慣れたように部屋をあとにする。
私はセックスをしているときは何も感じない。ひんやりとした石の上にいるような感覚だけで、コトが終わる。
そして、石のようなベッドの上で目覚めるのだ。
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