1.“援交”

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家に入るなり、私は男の服を慣れたように脱がせた。 男も抵抗せず、黙って私を見ているだけ…。 シャツのボタンを取り、めくりあげると、ほどよく鍛えているとみえる筋肉が露になった。 そのまま脱がそうと、シャツをおもむろに腕に通そうとした瞬間、カシャッと何か硬いものがぶつかった。 「???」 「俺、左の肘から下、動かないんだ。これで固定してんの。」 男は笑って答えた。 そんな彼の言葉に、私は動揺してる。 シャツを半分脱がせた状態で、少し顔を上げて、彼を見た。 今気付いた。 私は 少し震えている……。 それを見た彼は、私をギュっと強い力で抱きしめた。 右腕の熱い感触にクラクラしてしまいそうだ。 こんなの初めて。
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