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「(おいおいカンベンしてくれよ!!俺がやるわけねーだろ!!)」
ホームにいる高校生はかなり嫌がっていた。
「計ちゃん!!計ちゃんだよな!!」
すると、ホームにいた人々は一斉にもう一人の高校生に目を向けた。
「(反則だろそんなの!!おい~~~何見てんだよ…おまえらが行けよー……って何降りてんだよ俺…)」
しかし、高校生は嫌々ながら線路に降りた。
「早く!!」
「(なんで!?なんで降りる俺?…覚えててもらってうれしかったのか?)」
「しゃがめ」
「え?」
「しゃがめって」
線路に降りた高校生はホームレスを背中に抱えた。
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