不調の始まり

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 何度も内診や超音波検査(エコー)をしても、子宮内膜症ではないと言われ続けました。  腫瘍マーカー(CA125)を見るための血液検査をしたことも二回ありますが、その時の数値も二回とも正常の範囲内でした。  CA125という項目は卵巣がんにかかっている場合に高い値を示すほか、子宮内膜症の場合にも基準値を上回ることがあるため、一つの指標として使われているのです。  が、そんな私でも実際に腹腔鏡手術でお腹を開けてみたところ、内膜症がみつかりました。  手術については後ほど詳しく書きますが、私の場合は一番軽い状態だったため、エコーや血液検査ではなかなか判明しなかったのだと思います。  調べてみたところ、隠れ肥満と同じように「隠れ内膜症」な女性は意外と多いみたいなんですよ。  その謎は、内膜症の診断方法にありました。
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