不調の始まり

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 内診、エコー  ↓  腫瘍マーカー検査  ↓  CT、MRI検査  こんな流れですべての結果が内膜症の症状に即していた時に初めて「あなたは子宮内膜症だと推定されます」という診断(臨床診断)になるわけです。  が、本当に内膜症かどうかの判断(確定診断)は、実際お腹を開けて中を覗いてみないとできないのです。  そこまでやるのはぶっちゃけ大変です。  開腹にしろ内視鏡にしろ、全身麻酔の手術になるので入院しなきゃいけないし。  なので、卵巣に腫瘍があるとか、生活に支障が出るレベルの痛みや出血があるとか、そういうはっきりとした問題がない限りは手術はしないことが多いようです。  そのため、「おそらく内膜症」「おそらく内膜症じゃない」という段階で納得せざるを得ないのです。
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