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でも、その時の私は書くことで、自分をなだめることしかできなかったのかもしれません。
仕方のないことだと。
誰にもどうしようもできなかったのだと。
そう思いこむために。
次の日、私たち夫婦は電車で3駅先にある大学病院に行きました。
予約は取ってもらっていたものの待合室はとても混んでいてだいぶ待ちました。
そして、当たり前のように。
お腹の大きな妊婦さんが、たくさんいました。
ああ、私ももしかしたらあんな風になれたかもしれないのに。
そう思うと、すごくすごく辛かったです。
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