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たとえ、自分に原因がなかったとしても、やっぱり母親になるはずだった女性というのはとても傷つくものだと思います。
だって、ちょっと前まで、自分の中で生きていたはずの命を失ってしまうのだから。
あの頃、いろんな友達がメールや日記へのコメントで私のことを励まそうとしてくれました。
だけど、私はその全部を素直に受け取れたわけではなかったんです。
いちばん堪えたのは、「流産してもまた妊娠して母親になった人はたくさんいる。だから、大丈夫だよ」というような励ましでした。
頭では、わかるんです。
これですべてが終わってしまうわけじゃないんだって。
でも、感情がついていかなかった。
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